介護者をサポートする徘徊感知システム

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認知症高齢者を介護する家族や介護事業者にとって、その高齢者が徘徊し行方不明になることは生命の危機に直結した大変重要な問題です。

現在、認知症等が原因で行方不明になる高齢者は年間1万人以上、そのうち死亡した状態で発見される方は300人以上、行方不明のままの方は200人以上いると言われており、社会全体としても大変大きな問題となっております。

介護のシステム情報の豊富さで有名なサイトです。

徘徊した高齢者を早期に発見するために、全国の市町村では、協力を申し出た地域の企業や住民に対して、行方不明になった高齢者の特徴を記載したメールを配信するシステムづくりが進められ始めています。

日本経済新聞のことならこちらをご活用ください。

メールを受け取り捜索に協力する人や企業の数が多いほど効果が表れてきますが、確実に発見できるシステムとは言えないのが現状です。

そのような中で注目を集めているのが、靴の中にGPS機器を取り付けるタイプの徘徊感知システムです。

徘徊高齢者にGPS機器を持ってもらう方法は今までもありましたが、GPS機器を身に着けることを嫌ったり忘れたりしてしまう徘徊高齢者も少なくないのが現状です。そこで専用の靴にGPS機器を取り付け、徘徊高齢者がその靴を履いて外出してもらえば、早期に発見できることになります。



認知症が進行し、自分の靴かどうか、好みの靴かどうかなどあまり気にしなくなった方は、玄関に専用の靴だけ置いておけば抵抗なく履いてくれます。

介護保険の対象商品ではないため購入や月額の費用が安価ではなく、あまり普及していませんが、現在この靴を利用し早期発見につながっている方が出始めています。


今後、どの靴にも取り付けられるGPS機器が開発され、介護保険の対象商品となったり自治体が安価で貸し出しを行えば、普及が大幅に進み、行方不明になっても早期に発見される確率が非常に高くなると予想されます。